$LAST_NAME$ $FIRST_NAME$ 様は 【$POINT$ポイント】ご利用可能です。
抱っこひも・おんぶ紐TOP > sun&beach夏の新作 [yasou] [kigi]
日本には、昔「背守り」という習慣がありました。 生まれたばかりの赤ちゃんを守り、元気に育ちますようにと、 お母さんが祈りと願いを込めて、 うぶ着などに縫い付けた祈りの「しるし」が「背守り」です。 縫い目は魔除けになるとされており、 背中から魔物をにらみつける目として様々な模様が縫い付けられたといいます。 今回の新作ベビーキャリアは、この「背守り」の風習にも通じる、 背当てに刺繍が施されたモデルです。 子を思うお母さんが、ひと針ひと針丁寧に縫い込むように、 このベビーキャリアにも、デザイン模様を創った「岡さん」、刺繍を施した「塚野さん」、 そして私たちsun&beachの想いが沢山こめられています。 1つのベビーキャリアに施される刺繍の針数はなんと2万針。 つまり2万回も針を通して模様が形作られています。 2014年の春に構想してから1年以上をかけ、 数々の試行錯誤を経て誕生したこの刺繍ベビーキャリア。 ぜひ実物で刺繍の質感、風合いをお楽しみ下さい。
生成りの生地にやさしいブルー、黄色、白でとりどりの花と葉をあしらったデザイン。 ひとつひとつ表情のちがう花々をみていると、やさしい気持ちになってきます。合わせやすく、明るいデザインです。
シックなネイビーは、これまでもたくさんのリクエストをいただいていたカラーです。とんがった木、まるい木、花や実をつけている木とひとつひとつの模様をじっくりみていくといろんな表情です。男性にもお使いやすい色合いとデザインです。
今回、「点と線」の岡さんが創作して下さったのは、以下2デザイン。 2013年に「mori」をはじめとする点と線さんのテキスタイルのベビーキャリアを 発表させていただいて以来、岡さんご自身も、沢山のママから寄せられる喜びの声に共感いただき、今回のモチーフづくりにもお忙しい中とても熱心に取り組んでいただきました。 お洋服との合わせやすさ、男の子にも女の子にもかわいいか、そして何よりも赤ちゃんを抱いていて幸せな気分になれるかどうか、など使う場面を想像しながら創作をして下さいました。 モチーフが最終決定するまで6カ月。さらに今回は、刺繍ならではのこととして、土台の色とともに、膨大にある糸の色見本から、微妙な色彩の違う配色の糸を組み合わせるなど、最終的な刺繍デザイン案に仕上がるまで、さらに5ヵ月かけて完成しました。
この"点と線"岡さんのデザインモチーフを刺繍でしあげて下さったのが、新潟県五泉市にある、塚野刺繍さん。先代が創業され、今のご主人は2代目の古くからの刺繍工場です。 刺繍を愛してやまない、明るくエネルギッシュな企画営業ご担当の奥様と、刺繍や機械についてうかがうと、たっぷり時間を割いて情熱的に語ってくださる職人気質の社長との2人三脚で営まれています。
塚野さんの刺繍は、デザイン通りの刺繍ではなく、作家の意図や風合いまでも表現することを目指しています。 表側をきれいに仕上げるだけでなく、普通は目に触れることのない裏側まで美しく仕上げるようにしています。
岡さんの世界を十分に表現できるように、塚野さんは岡さんのデザインの生地を手元に置いて見ながら、刺繍の機械の調整をしてくださったそうです。
できあがった刺繍は、まるでお母さんがひと針ひと針手刺繍したような、ふっくらとしたやさしい感じ。一般的な機械刺繍だと、もっと直線的できっぱりしすぎてしまうそう。例えて言うならサインペンで描いた絵。ところが、塚野刺繍さんは作家さんの風合いまでを表現する、いわばクレヨン画を目指して刺繍製作されているとおっしゃいます。 思わず手で触ってみたくなる、とっておきの刺繍ベビーキャリア。赤ちゃんとの毎日のくらしの中でも、きっと素敵になじんでいくことでしょう。
一枚ずつ生地をセットしていきます。
北海道東海大学大学院芸術工学研究科卒 大学卒業制作で北国の自然を題材とする壁紙製作に取り組んだことをきっかけに模様づくりを始める。2008年から点と線模様製作所をスタート。北海道を拠点に、身近な風景、動植物、季節や天気の移ろい、音、記憶などを題材にした模様づくりを続ける。人の気持ちを穏やかにさせる"寄り添う様な模様"を作りたいと語る。
昭和35年操業。日本の刺繍の繊細さ、美しさ、やさしさをもっと伝えたいという思いから、刺繍のボタンや絵本などの自社製品のほか、アーティストとのコラボ製品なども多く手掛けている。右のご主人は、刺繍機械メーカーから開発の相談も受けるほどの刺繍業界の第一人者。 左の奥様が企画や営業を担当されています。